硫黄化粧水と美肌の化学

天然硫黄の抗炎症作用とは|過敏肌・汚肌の肌荒れが鎮静する理由

執筆者 : 開発者松本千賀子

肌の赤み、ざらつき、繰り返す吹き出物、いつまでも落ち着かない肌荒れ。こうした肌の状態が続くとき、肌の内側では何が起きているのでしょうか。
天然硫黄には、古くから皮膚トラブルへの親和性が知られており、OLIMを使い続けた方から「以前より荒れにくくなった」「肌が落ち着いてきた気がする」という声をいただいています。この記事では、天然硫黄という素材がどのような特性を持つのか、その背景を解説します。

過敏肌・汚肌の「肌荒れ」と肌の状態

過敏肌や汚肌の方が悩む肌トラブルの多くは、肌の表面だけの問題ではありません。角質層のバリア機能が低下しているところに外部刺激が加わり、肌が過敏な反応を繰り返しやすい状態になっていると考えられています。

バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激を受けやすく、赤み・熱感・かゆみ・ざらつきといった肌の不調として現れやすくなります。化粧水を変えるたびに荒れる、何を使っても刺激を感じる—そうした状態は、バリア機能が十分に働いていないサインのひとつと言われています。

📌 過敏肌・汚肌の肌の特徴
  • 角質層のバリア機能が低下し、外部刺激が入り込みやすい状態
  • 肌が過敏に反応しやすく、肌荒れを繰り返しやすい
  • 赤み・ざらつき・吹き出物・かゆみが出やすい
  • スキンケアそのものが刺激になりやすい

天然硫黄という素材の特性

硫黄は古来から温泉療法(硫黄泉)として皮膚との親和性が知られてきた素材です。現代においても、硫黄化合物と皮膚の関係についてさまざまな研究が積み重ねられています。

抗酸化特性について

肌の酸化ダメージには、活性酸素が関わっているとされています。活性酸素は外部刺激・紫外線・ストレスなどによって増加し、肌の細胞に影響を与えると考えられています。

天然硫黄水は抗酸化特性を持つ素材として知られており、活性酸素の働きを穏やかに抑える方向への作用が期待されています。OLIMに配合されているローズマリー葉エキスも抗酸化作用を持つハーブ由来成分であり、ふたつの素材が複合的に作用することをOLIMは意図しています。

ケラチン構造への親和性

角質層の細胞はケラチンというタンパク質で構成されており、硫黄を含む「ジスルフィド結合」によって立体的な構造(ハンモック構造)が形成されています。

天然硫黄水は、このケラチン構造を構成するジスルフィド結合と化学的に親和性の高い素材です。乱れたケラチン構造に対して硫黄が補完的に働くことで、角質層が本来の状態に近づきやすくなると考えられています。角質層の状態が整うことで、外部刺激が入り込みにくくなることが期待されます。

皮脂との関係

汚肌の方に多い悩みのひとつが、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりや吹き出物です。硫黄泉が古くから皮脂の多い肌や皮膚トラブルに用いられてきたのは、硫黄という素材が皮脂に対して一定の作用を持つ素材として扱われてきたからです。

天然硫黄水についても同様の特性が期待されており、OLIMではこの素材の特性を活かした処方を13年間続けています。

📌 天然硫黄という素材の特性まとめ
  • 古来から皮膚との親和性が知られてきた素材
  • 抗酸化特性を持ち、活性酸素の働きを穏やかに抑える方向への作用が期待される
  • ケラチンのジスルフィド結合と化学的に親和性が高く、角質層へ働きかけやすい
  • 皮脂との関係において、古くから皮膚トラブルへの活用実績がある
  • ローズマリー葉エキスの抗酸化作用と複合的に作用することを意図している

添加硫黄との違い|なぜ天然抽出にこだわるのか

硫黄成分を配合した化粧品は他にも存在しますが、その多くは「添加硫黄」です。添加硫黄は化学的に精製・調整されたもので、濃度管理はしやすい反面、過敏肌への刺激になる場合があります。

OLIMが使用しているのは、北海道阿寒湖の地層から採取した天然硫黄水です。天然の状態で複合ミネラルとともに存在する硫黄は、添加硫黄とは性質が異なります。長年にわたって過敏肌・汚肌の方に使い続けていただけているのは、肌への刺激が少ない天然の状態を維持しているからだとOLIMは考えています。


OLIMを使い続けた方の肌の変化

OLIMをご使用いただいた方から届く声の中で多いのは、「以前に比べて肌が落ち着いてきた」「使い始めてから荒れる頻度が減った気がする」というものです。

個人差はありますが、角質層のターンオーバーには約28日かかるとされています。肌の状態は一度の使用で変わるものではなく、継続して使い続けることで角質層の状態が少しずつ整っていくことが期待されます。

  1. 肌がしみにくくなってきた エタノールフリーで刺激要因を取り除いた処方のため、スキンケアが刺激になりにくくなったと感じる方が多い
  2. ざらつきが気になりにくくなってきた 角質層のケラチン構造が整ってくることで、肌表面が滑らかに感じられるようになったという声がある
  3. 肌荒れの頻度が変わってきた 使い続けることで肌のバリア状態が整い、荒れにくくなったと感じる方がいる
  4. 肌全体が安定してきた 季節の変わり目に肌の調子が乱れにくくなったという声も届いている

これらはOLIMが医学的に症状を治療するというものではなく、天然硫黄という素材の特性と、刺激要因を排除した処方が長期的に肌の状態を整えやすくするというOLIMの考え方に基づいています。肌の変化には個人差があります。


OLIMが過敏肌・汚肌に選ばれ続ける理由

OLIMはエタノール・合成界面活性剤・合成防腐剤・合成香料・増粘剤を一切使用していません。これらはいずれも、バリア機能が低下した過敏肌にとって刺激になりうる成分です。

「荒れている肌に、さらに刺激を加えない」というシンプルな方針のもと、天然硫黄を含む貝化石水・グリセリン・ゲットウ葉エキス・ローズマリー葉エキス・BGという最小限の成分で構成されています。天然由来成分98.6%の処方で、過敏肌・汚肌の方が長く使い続けられる化粧水を目指しています。

肌の変化に慎重な方にこそ、まず無料サンプルで自分の肌の反応を確かめていただければと思います。

無理な勧誘はなし。まず肌で確かめてみてください

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開発者松本千賀子

株式会社スキンケアラボラトリ代表。
化粧品業界に40年携わり、延べ10万回以上の肌相談を重ねてきました。
その経験をもとに太古の海の地層から生まれたミネラルを含む水をベースに、自然由来にこだわった化粧水を開発しました。
試作品のその浸透性に興奮して夜も眠れなかったぐらいです。
お客様からも 「肌にどんどん入っていく感じがする」 「つけると肌がひんやり落ち着く」 という声をいただいています。
与えすぎない、削ぎ落とすケアを大切に、 今も自分の肌で確かめながら改良を続けています。

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