「天然由来成分が良い」とよく聞くけれど、なぜ良いのか説明できる人は少ないかもしれません。特に過敏肌・汚肌の方のスキンケアにおいて、天然由来成分が合成成分より適している理由には、肌の構造と成分の関係から説明できる根拠があります。
この記事では、感覚論ではなく、肌科学の観点から「なぜ過敏肌・汚肌のスキンケアに天然由来成分が合成成分より適しているのか」を解説します。
前提|「天然由来=安全」ではない
最初に大切な前提をお伝えします。「天然由来成分だから安全」「合成成分だから危険」という単純な図式は正確ではありません。天然由来成分の中にもアレルゲンになるものがありますし、合成成分の中にも安全性の確認された成分は多くあります。
この記事でお伝えするのは、天然由来成分が「絶対安全」ということではありません。過敏肌・汚肌という、バリア機能が低下した特定の肌状態にとって、なぜ天然由来成分の方が適している場合が多いのか、その理由です。
過敏肌・汚肌の肌が置かれている状態
天然由来成分が必要な理由を理解するには、まず過敏肌・汚肌の肌がどういう状態にあるかを知ることが必要です。
過敏肌・汚肌の肌では、角質層のバリア機能が低下しています。角質細胞を構成するケラチンのジスルフィド結合が乱れ、細胞間脂質(セラミドなど)が不足した状態では、外部からの刺激が通常よりも角質層の内側に入り込みやすくなります。
つまり、健康な肌であれば問題にならない成分でも、過敏肌・汚肌では刺激として反応しやすい状態です。スキンケアに使う成分が肌に与える影響の大きさは、肌の状態によって変わります。
過敏肌・汚肌に天然由来成分が合成成分より適している科学的な理由
- 肌の細胞と「共存してきた」歴史がある 人の肌は、植物・鉱物などの自然界の素材と長い時間をかけて共存してきました。天然由来成分の多くは、肌細胞がある程度認識しやすい化学構造を持っているとも考えられています。これは進化の観点から見た話であり、「必ず適合する」ということではありませんが、バリア機能が低下した状態の肌において、自然界に存在しない化学構造を持つ合成成分よりも、細胞への影響が穏やかである傾向があると考えられています。
- 複合成分として作用する 自然界の素材は、多くの場合、単一の化合物ではなく複数の成分が共存した複合体として存在しています。天然エキスに含まれる複数の微量成分が、協調して作用する(相乗効果)ことが期待できます。単一化合物として設計された合成成分では得にくい、素材全体としての作用が天然由来成分にはあるとされています。
- 肌本来の常在菌バランスへの影響が少ない 肌には常在菌(マイクロバイオーム)が存在しており、外部からの異物に対する防御の一端を担っています。合成防腐剤や合成香料の一部は、この常在菌バランスに影響することが指摘されています。天然由来成分を中心にした処方は、肌本来の菌環境を過度に乱しにくいという点で、過敏肌・汚肌の方に適していると考えられています。
- バリア機能を傷つける作用を持つ合成成分を避けられる エタノールは角質層の細胞間脂質を溶解させる性質があり、バリア機能を低下させる要因になりえます。合成界面活性剤も同様に、皮脂や角質の脂質を過剰に除去することがあります。天然由来成分を中心に処方を組み立てることで、こうした「バリア機能を傷つける成分」を自然と排除しやすくなります。
- ケラチン構造への親和性 角質層を構成するケラチンは、硫黄を含むジスルフィド結合によって立体構造を維持しています。天然硫黄はこのジスルフィド結合と化学的に親和性が高い素材であり、角質層のケラチン構造が整いやすくなることが期待されています。自然界に存在する素材が、自然界に存在するタンパク質構造と親和性を持つことは、理にかなった関係と言えます。
「科学的」とはどういう意味か
「天然由来成分が合成成分より適している科学的な理由」というタイトルに対して、正直にお伝えしておくことがあります。
上に挙げた5つの理由は、肌科学・皮膚生理学の知識と、素材の化学的特性に基づく説明です。ただし「OLIMを使えばこうなる」という臨床試験の結果ではありません。化粧品の効果は個人差があり、すべての人に同じ作用が出ることを主張するものではないことをご理解ください。
OLIMが13年間伝えてきたのは、成分の特性に基づく考え方と、実際に使い続けた方から届く声です。「なぜこの成分を使うのか」「なぜこの成分を使わないのか」について、理由を持って処方を設計しているという透明性が、OLIMの基本姿勢です。
天然由来成分だけでは不十分なこともある
天然由来成分を使えばそれだけで過敏肌・汚肌の問題が解決するわけではありません。天然由来成分であっても、配合する成分の組み合わせ・濃度・素材の品質によって、肌への作用は大きく変わります。
また、前述のとおり天然由来成分の中にもアレルギーを引き起こす可能性があるものはあります。重要なのは「天然由来かどうか」だけでなく、どの成分をなぜ使うのか・なぜ使わないのかを処方設計者が説明できるかどうかです。
成分に対する誠実さと透明性が、長く安心して使い続けられる化粧水の条件です。
OLIMの天然由来成分処方について
OLIMの全成分は5種類です。天然由来成分98.6%の処方で構成されています。
- 水(貝化石水)……北海道阿寒湖の貝化石由来の天然水。複合ミネラルを含む
- グリセリン……天然由来の保湿成分。角質層の水分保持を助ける
- ゲットウ葉エキス……月桃由来の天然エキス
- ローズマリー葉エキス……ハーブ由来の天然エキス。抗酸化作用がある
- BG……ローズマリー葉エキスの抽出溶剤として使用。静菌作用があり、合成防腐剤を不要にする
エタノール・合成界面活性剤・合成防腐剤・合成香料・増粘剤は一切使用していません。過敏肌・汚肌の方のバリア機能を傷つける要因を処方から取り除いた上で、天然硫黄を含む貝化石水という素材の特性を活かした処方です。
「なぜこの成分だけなのか」「なぜこの成分を使わないのか」—OLIMはすべての成分選択に理由があります。まず無料サンプルで、自分の肌で確かめてみてください。
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