硫黄化粧水と美肌の化学

何年も肌荒れが続く方へ|肌の土台から根本的に見直すスキンケア

執筆者 : 開発者松本千賀子

何年もスキンケアを続けているのに、肌荒れが止まらない。高い化粧水を試しても、皮膚科に行っても、根本的には変わらない—そう感じている方に、この記事を読んでほしいと思います。
長年肌荒れが続いている方の多くに共通しているのは、「症状への対処」は続けてきたけれど、「肌の土台」を見直したことがないという点です。何が肌荒れを繰り返させているのか、その根本から考えます。

何年も肌荒れが続く方に共通していること

長年にわたって肌荒れが続いている方の多くは、次のような経験をされています。

  • 新しい化粧水を試すたびに、最初は良くなる気がするが続かない
  • 皮膚科でステロイドや保湿剤を処方されても、やめるとまた戻る
  • 「敏感肌用」「低刺激」と書いてある製品でも荒れることがある
  • 季節の変わり目・体調の変化・ストレスで肌が崩れやすい
  • 何が原因なのか分からないまま、とりあえずケアを続けている

これらに当てはまる方は、肌荒れの「症状」に対処し続けているものの、肌荒れが起きやすい「土台」の状態が変わっていない可能性があります。


「肌の土台」とは何か

肌の土台とは、角質層のバリア機能のことです。肌の最も外側にある角質層は、外部の刺激・乾燥・異物から肌を守るバリアとして機能しています。このバリアが整っているとき、肌は多少の刺激を受けても過敏に反応せず、荒れにくい状態を保てます。

角質層のバリア機能を支えているのは、主にふたつの要素です。ひとつは、ケラチンというタンパク質で構成された角質細胞。もうひとつは、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)です。

ケラチンは、硫黄を含む「ジスルフィド結合」によって立体的な構造(ハンモック構造)を形成しています。この構造が整っているとき、角質層は水分をしっかり保持でき、外部刺激もはじきやすくなります。

📌 肌の土台=角質層のバリア機能
  • 角質細胞のケラチン構造(ジスルフィド結合)が整っているか
  • 細胞間脂質(セラミドなど)が十分に存在しているか
  • この2つが整っているとき、肌は荒れにくい安定した状態になる
  • どちらかが崩れると、外部刺激に対して過敏に反応しやすくなる

何年も肌荒れが続く本当の理由

長年肌荒れが続く背景には、バリア機能が慢性的に低下した状態が続いているという根本的な問題があります。そしてその状態を悪化させている原因が、日常的に使っているスキンケアにある場合があります。

毎日使うスキンケアがバリア機能を傷つけている

エタノール・合成界面活性剤・合成防腐剤・合成香料・増粘剤—これらの成分は、多くの市販化粧水に配合されています。それぞれがバリア機能に影響する可能性を持っており、バリア機能が低下した過敏肌の方が毎日使い続けることで、ケアをしながら肌を傷つけるという悪循環が生まれることがあります。

「高い化粧水を使っているのになぜ荒れるのか」という疑問の答えは、価格ではなく成分にあることが少なくありません。

症状への対処だけを繰り返している

赤みが出たら鎮静ケア、乾燥がひどければ保湿強化、吹き出物が出たら皮脂ケア—こうした対処療法は症状を一時的に和らげることはできますが、バリア機能そのものを整えるアプローチとは異なります。

症状への対処と、土台を整えるケアは、目的が違います。何年も肌荒れが続いているということは、土台へのアプローチが足りていないサインかもしれません。


肌の土台から根本的に見直すスキンケアの順番

「肌の土台を整える」という方向に見直すとき、どこから手をつけるべきか。以下のステップが、長年肌荒れが続いている方にとって現実的なアプローチです。

  1. 今使っているスキンケアの成分を確認する エタノール・合成界面活性剤・合成防腐剤・合成香料・増粘剤が含まれていないかを成分表示で確認する。これらが配合されている場合、毎日の刺激を減らすことが先決
  2. 刺激要因を含まないシンプルな化粧水に切り替える 成分数が少なく、刺激になりうる成分が入っていない化粧水に変える。成分がシンプルなほど、万一肌に合わなかったときの原因も絞りやすい
  3. 角質層のケラチン構造に働きかける成分を選ぶ ケラチンのジスルフィド結合と親和性の高い天然硫黄水のような素材は、角質層が本来の状態を保ちやすくなることが期待されている。土台を整える方向への素材選びが重要
  4. ターンオーバーの周期を意識して続ける 角質層のターンオーバーには約28日かかるとされている。一度試して数日で判断するのではなく、最低でも1〜2ヶ月単位で肌の変化を観察することが大切
  5. 洗顔の見直しも合わせて行う 朝晩の洗顔で皮脂や細胞間脂質を必要以上に取り除いていないかを確認する。洗いすぎはバリア機能を傷つける原因になるため、スキンケアと同時に見直したい

「何年も」という時間は取り戻せるのか

長年バリア機能が低下した状態が続いてきた肌は、短期間でもとの状態に戻るわけではありません。ケラチン構造や細胞間脂質の状態が変化していくには、継続的なアプローチと時間が必要です。

ただし、肌の細胞は常に新しく生まれ変わっています。正しいアプローチを続けることで、バリア機能が少しずつ整っていく可能性は、何年経っていても存在します。

「もう何を使っても無駄」と思いながら続けているケアより、土台から見直すという方向性を持ったケアに切り替えることの方が、長い目で見ると意味があります。

OLIMが「土台から整える」という考え方にこだわる理由
OLIMを開発した松本千賀子自身が、長年の乾燥肌・過敏肌に悩んだ経験を持っています。市販の化粧品では改善しなかった肌が、スキンケアの成分と肌の仕組みを根本から見直すことで変化した—その実体験がOLIMの処方設計の原点です。「症状を抑える」ではなく「土台を整える」という考え方は、13年間変わっていません。

まず一度、土台から見直してみてください

OLIMの全成分は、天然硫黄を含む貝化石水・グリセリン・ゲットウ葉エキス・ローズマリー葉エキス・BGの5種類のみです。エタノール・合成界面活性剤・合成防腐剤・合成香料・増粘剤は一切使用していません。天然由来成分98.6%の処方で、角質層の土台を整えることを目的とした設計です。

何年も肌荒れが続いている方にこそ、まず無料サンプルで試していただきたいと思っています。

無理な勧誘はなし。まず肌で確かめてみてください

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開発者松本千賀子

株式会社スキンケアラボラトリ代表。
化粧品業界に40年携わり、延べ10万回以上の肌相談を重ねてきました。
その経験をもとに太古の海の地層から生まれたミネラルを含む水をベースに、自然由来にこだわった化粧水を開発しました。
試作品のその浸透性に興奮して夜も眠れなかったぐらいです。
お客様からも 「肌にどんどん入っていく感じがする」 「つけると肌がひんやり落ち着く」 という声をいただいています。
与えすぎない、削ぎ落とすケアを大切に、 今も自分の肌で確かめながら改良を続けています。

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