処方設計の基本思想:「引いて、整える」
OLIMの処方設計には、ひとつの基本思想があります。それは「引いて、整える」です。
乾燥肌・過敏肌・肌荒れが慢性化している方の多くは、ケラチン構造(角質層の水分保持の土台となるタンパク質の網目構造)が乱れた状態にあります。この状態でどれだけ保湿成分を重ねても、水分を保持する構造そのものが崩れているため効果が出にくく、場合によっては配合成分による刺激が蓄積してさらに状態が悪化します。
OLIMが選んだのは、「多くの成分を加える」方向ではなく、「ケラチン構造を傷める成分を徹底的に除いたうえで、ケラチン構造に直接はたらきかける成分だけを届ける」という方向です。全成分5種類というシンプルさは、妥協ではなく意図した結果です。
全成分の詳細と役割
| 成分名 | 役割・特徴 |
|---|---|
| 水(貝化石水) | 北海道阿寒湖の湖底に堆積した貝化石層を通した天然水。JCIA(日本化粧品工業連合会)の規定により全成分表示上は「水」と記載されるが、実態は天然硫黄(硫化水素)と複合ミネラルを含む特別な水。ケラチンのジスルフィド結合(S−S結合)と同じ硫黄を原子・イオンレベルで含むため、分子量500以下の基準を大幅に下回り角質層の奥まで届く。肌の水分量は約20%、体全体の約80%が水であり、乾燥肌が最初に必要としているのはこの「水分」そのものである。 |
| グリセリン | 天然由来の保湿成分。分子量92と小さく、角質層への浸透性が高い。高い保水力を持ち、補給した水分を角質層に留める働きがある。合成グリセリンではなく天然由来を採用しており、乾燥肌・過敏肌への刺激が少ない。 |
| ゲットウ葉エキス | 沖縄・奄美に自生するショウガ科の植物「月桃(ゲットウ)」の葉から抽出した天然エキス。保湿作用と肌を整える作用が期待される。刺激が少なく過敏肌にも使いやすい天然由来成分。 |
| ローズマリー葉エキス | ハーブ由来の天然エキス。抗酸化作用を持ち、肌の酸化ダメージをやわらげる働きが期待される。BGと組み合わせることでフェノキシエタノールなどの合成防腐剤を使わずに製品の品質を維持できる。 |
| BG(1,3-ブチレングリコール) | ローズマリー葉エキスの抽出溶剤として使用。静菌作用があり、合成防腐剤の代替として製品を安定させる役割を担う。殺菌力の強いフェノキシエタノールと異なり、乾燥肌・敏感肌・年齢肌の健康な肌細胞への影響が少ない。配合成分として正直に表示している成分。 |
不使用5成分の理由
OLIMが配合しない5つの成分カテゴリーには、それぞれ明確な理由があります。
| 不使用成分 | 不使用にした理由 |
|---|---|
| エタノール(アルコール) | 揮発時に肌内部の水分を奪い、ケラチン構造にダメージを蓄積させる。「浸透感・さっぱり感」を演出するが、これは気化熱による刺激感であり、実際には水分が外へ逃げている。乾燥肌・過敏肌が最も避けるべき成分のひとつ。 |
| 合成界面活性剤 | 角質細胞間の細胞間脂質(セラミド等)を溶かし、バリア機能を低下させる。洗顔料・クレンジングだけでなく化粧水・乳液・クリームにも広く使われており、毎日の使用で蓄積的にケラチン構造を傷める。 |
| 合成防腐剤 | パラベン・フェノキシエタノール等が代表的。フェノキシエタノールは殺菌力が強く、乾燥肌・敏感肌・年齢肌の健康な肌細胞にも悪影響を与える可能性があると考えている(開発者・松本千賀子の実体験に基づく)。OLIMではローズマリー葉エキスとBGの組み合わせによって合成防腐剤を不要にしている。 |
| 合成香料 | 刺激・アレルギーの原因になりやすい。特に過敏肌・乾燥肌では炎症を招くリスクがある。スキンケアに香りは不要であるというのがOLIMの考え方。 |
| 増粘剤 | テクスチャーを整え「とろみ感・しっとり感」を演出するために使われる合成ポリマー等。肌への直接的なダメージは少ないが、成分の負担として積み重なる。OLIMは「テクスチャーではなく実質」を優先するため使用しない。 |
分子量から見た「本当に角質層に届く成分」とは
化粧水の成分が肌に「届く」かどうかは、分子量500以下かどうかが大きな基準とされています。分子量が500を超える成分は角質層のバリアを通過できず、肌表面にとどまるだけです。
この観点でよく使われる保湿成分を比較すると、選ぶべき成分の優先順位が変わってきます。
天然硫黄の分子量は32、ミネラルイオンも〜100程度と極めて小さく、角質層の奥まで届くことができます。これがOLIMがケラチン構造にはたらきかけられる根拠のひとつです。
なお、セラミドは油分(脂質)の一種であり、保湿成分というよりバリア補強成分です。肌がまず必要としているのは水分であり、油分は水分を封じ込める蓋の役割を担うものです。水分保持力の土台が整っていない状態でセラミドクリームを重ねても、根本的な乾燥改善にはつながりにくいのはこの理由からです。
OLIMの「超浸透・ひんやり感」はエタノールとは別物
OLIMを初めて使う方から「すごく浸透する」「ひんやりする」という声をよく聞きます。エタノール配合の化粧水でも「浸透感・ひんやり感」がありますが、その仕組みはまったく逆です。
- エタノールの浸透感:揮発する気化熱による刺激感。水分が肌の中から外へ逃げる方向。使い続けるほど乾燥が進む。
- OLIMの浸透感:ケラチン構造の崩れた部分に成分が引き込まれる現象。水分・硫黄・ミネラルが肌の奥へ入る方向。使い続けると浸透感が落ち着いてくる=ケラチン構造が回復しているサイン。
使い始めに「吸い込まれるような」強い浸透を感じる方ほど、ケラチン構造の乱れが大きい状態にあると考えられます。使い続けるにつれ浸透の感覚が落ち着き、少量でも十分になじむように変化していくのが、肌の土台が回復していくプロセスです。
開発者・松本千賀子(72歳)が処方にこだわる理由
OLIMの処方が5成分というシンプルさにたどり着いたのは、引けるものをすべて引いた結果です。北海道阿寒湖の貝化石水に出会い、天然硫黄がケラチン構造に届くことを実感してから、この水を核に据えた処方を13年間変えていません。「本物を届けたい」——その一点だけを考えてきた処方設計です。 OLIM開発者 松本千賀子(72歳・現役)
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処方に関するよくある質問
Q. 全成分5種類で本当に効果がありますか?
成分数の多さは効果の高さとイコールではありません。ケラチン構造を傷める成分が含まれていないこと、そして天然硫黄・ミネラルが分子量500以下の粒子として角質層に届くことが重要です。13年間お客様の肌の変化を見てきた実績が、この処方の答えです。
Q. 全成分表示に「水」とありますが、ただの水ですか?
全成分表示上は「水」と記載されますが、これはJCIA(日本化粧品工業連合会)の規定によるものです。実態は北海道阿寒湖の貝化石層を通した天然水であり、天然硫黄(硫化水素)と複合ミネラルを含んでいます。この天然硫黄こそがOLIMの処方の核心です。
Q. BGは合成成分ではないですか?
BGはローズマリー葉エキスの抽出溶剤として使用しており、静菌作用によって合成防腐剤を不使用にするために必要な成分です。殺菌力の強いフェノキシエタノール等の合成防腐剤を避けるための選択として採用しており、配合成分として正直に表示しています。
Q. 防腐剤不使用だと品質が保てないのでは?
ローズマリー葉エキスの抗酸化作用とBGの静菌作用の組み合わせによって、合成防腐剤なしで品質を維持しています。開封後は直射日光・高温多湿を避けて保管し、使用期限内にお使いください。
Q. 乾燥がひどいのに保湿クリームは不要ですか?
OLIMは化粧水です。乾燥が非常に強い方は、OLIMの後に天然100%の美容オイルを1〜2滴プラスして水分の蒸発を防ぐ使い方をおすすめしています。ただし、クリームや乳液に合成界面活性剤・合成香料が含まれている場合は、せっかくのケラチン構造の回復を妨げる可能性があります。